ジャカード織機シミュレータ

Decoding / 織りは計算である

ジャカード織機シミュレータ

紋紙の一行が、経糸の上下を決める。穴(1)の経糸が持ち上がり、塞ぎ(0)は下がって、上下に隙間=杼道ができる。そこを緯糸を持った杼が横切り、筬が手前へ打ち込むと、布が一段分伸びる。これを上から下へ一行ずつ繰り返すと、紋紙の0と1が、そのまま布の柄になる。再生して、織れていく様子を見てください。

紋紙0/1
織機(横から見た断面)開口
織り上がり0 / 16

いま段目を織っている。この段の指示は (1=経が上)。動作:待機

経糸が「上がるか、下がるか」――それは0か1かの選択だ。紋紙の一行は、その選択を並べたプログラムにほかならない。19世紀のジャカード織機が穴で経糸を制御したこの仕組みは、のちのコンピュータのパンチカードへ受け継がれた。※仕組みを伝えるための単純化したモデル(経・緯各一色/単層/経糸16本)。実際の西陣の織機は経糸約9000本、最大七〜八層を同時に織り上げる。